2021年9月7日
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒常時換気扇稼働・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌、光触媒除菌施工済み
座ってパソコン作業をしていると、
鎖骨のあたりが痛くなるという患者さんが来られました。
詳しく調べてみると、
胸郭出口症候群という疾患でした。
胸郭出口症候群とは、
首から出た神経や血管が、
腕や手に向かう途中、鎖骨や首の筋肉などで圧迫を受けて、
痺れや痛みなどの症状が出る疾患です。
主に、パソコン作業の方、細身の女性などが多く見られます。
胸郭出口症候群といっても、
神経や血管が圧迫されている場所は、
1人1人異なります。
この方の場合は斜角筋という首の筋肉で圧迫をうけていました。
この場合は、パソコン作業をしていても、
首の筋肉に負担をかけないよう、
体幹部(胸椎や肩甲骨)の動きをつけるよう治療をしたら、
その日から痛みは出なくなりました。
腕や鎖骨、手指に痛みや痺れがある場合は、
胸郭出口症候群かもしれません。
気になる方は当院まで。