2021年8月28日
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒常時換気扇稼働・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌、光触媒除菌施工済み
ランニングをしたら、
次の日になって膝の外側が痛くなり、
歩くだけでも気になる、という患者さんが来院されました。
痛みの箇所と症状、そして痛みが出たきっかけと歩行動作から、
腸脛靭帯炎になっていることを説明しました。
腸脛靭帯炎は、
膝や太ももの外側を支えている腸脛靭帯に
過剰なストレスがかかって、
膝関節の曲げ伸ばし時に、
膝関節の骨と腸脛靭帯がこすれるようになり、
膝関節の外側で痛みが起きてきます。
一般的には、
外側重心になっていることや、
走りすぎ・靴の問題、
走る路面の硬さなどが原因と言われますが、
これらのことが直接の原因で腸脛靭帯炎は起きません。
腸脛靭帯炎になる問題点は足の重心と股関節の動きです。
そのため、
腸脛靭帯炎を治そうと思ったら、
安静や靴の問題ではなく、
走る時の重心の位置を安定させ、
股関節の動きを改善させる必要があるんです。
特に股関節の動きは、
個々の身体に合った運動連鎖があるので、
やみくもに曲げたり伸ばしたり、
筋トレをしても症状が改善するとは限りません。
気になる方は当院まで。