お知らせ

転倒して手をついて

2021年9月9日

当院では、

コロナウィルス対策として

3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。

・密閉⇒常時換気扇稼働・入口ドアを開放しての換気

・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける

    密集を避けるため、来院時のご予約のお願い

・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底

・オゾン発生器による空間除菌、光触媒除菌施工済み

転んだとき手をついてしまい、激痛で動かすこともできない、

という患者さんが来られました。

話を聞くとこの方は1時間前に後ろに倒れてしまい、

後ろに手を出した際、左手に全体体重がかかったような状態でした。

そして一番痛むのは捻る動きをした際の前腕部(手首の近く)ということでした。

触診やエコー検査の結果前腕部に骨折はありませんでしたが、

肘の関節に筋肉と関節組織の損傷があることがわかりました。

本人に肘の痛みの自覚症状はなく驚いていましたが、

実は手をついて転倒した際、

前腕の骨折と合併して多いのが、

肘や肩や鎖骨付近の脱臼や軟部組織損傷です。

そしてこれらは受傷直後すぐはあまり痛みを感じないことが多々あります。

受傷後すぐは腫れも少なく、前腕の痛みが強すぎる為です。

しかし時間が経つにつれて徐々に腫れは大きくなり痛みだします。

怪我の治りは最初の処置で大きく変わってくる為、

このときに気付いても処置は遅れてしまいます。

大事なのは損傷部位を見逃さず、

適切な処置を早期に行うことです。

当院では適切な判断と処置を行います。

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