2023年3月16日
当院では、
コロナウィルス対策として
3つの密(密閉・密集・密接)を避ける対策をとっております。
・密閉⇒常時換気扇稼働・入口ドアを開放しての換気
・密集⇒使用するベットを少なくして距離を空ける
密集を避けるため、来院時のご予約のお願い
・密接⇒マスクの着用、アルコール消毒の徹底
・オゾン発生器による空間除菌、光触媒除菌施工済み
少し前から指の第一関節が腫れて、
強い痛みが出ているという患者様が来院されました。
詳しく診てみると、
左手の人先指と中指の第一関節に、
腫れと変形が診られました。
ヘバーデン結節と言われる疾患です。
ヘバーデン結節とは、
指の第一関節に炎症を生じるもので、
痛み、変形が特徴になります。
40歳以降の女性に多く診られ、
女性ホルモンの減少、
指の使いすぎ、
カフェインの取りすぎ、
遺伝などが原因と言われていますが、
詳しいことはわかっていません。
しかし最近は、
筋の付着部の変形が多いことから、
伸筋腱の牽引力が変形や痛みを助長するとも言われています。
指を伸ばす筋肉は前腕から手背を通り、
指の骨に付着します。
伸筋腱の緊張が強いと、
付着部に骨を引っ張る力が過剰に働くため、
変形や痛みに繋がると言うわけです。
手を使う方に多く診られるのも、
この牽引力が原因とされています。
そしてこの前腕部の筋緊張は、
肩や体幹周りの可動が悪くなると、
緊張は強くなっていきます。
実際にヘバーデン結節の患者様は、
前腕部の緊張はもちろん、
体幹部が硬い方がほとんどです。
そのためヘバーデン結節の治療は、
体幹部の可動域改善がとても重要になります。
指の痛み、変形でお悩みの方は、
一度当院にご相談下さい。
下高井戸駅前整骨院
下高井戸 整骨院